22ジリオンTWHD レビュー|SSランク評価の理由とソルトでの実力

本来このランクのリールを買う予定はありませんでした。ソルティストPEスペシャル150番を購入する直前まで行っていたのに、最終的にこちらに転がってしまったという。後悔はまったくしていませんが。

目次

なぜジリオンTWHDになったのか|ソルティストを断念した理由

ソルトでPEを使った近距離〜中距離のキャスティングに使えるリールが欲しかったのが発端です。手持ちのスコーピオンMD200とスコーピオンDCはあるにはあるのですが、スコーピオンシリーズは個人的にまったく気持ちよくない。SLX DC XTは素晴らしいリールですが70番スプールなので糸巻き量が物足りない。そこでソルティストに目が向きました。

ところがソルティストのボディはタトゥーラなんですよね。タトゥーラSV TWと300を持っていて道具としては気に入っているのですが、ガマガエルみたいなぼてっとしたフォルムがかっこ悪く思えてきてしまっていました。ブレーキダイヤルの位置や一円玉を使わないと開かないボディもいまいち。それと同じボディというのが最終的に気になってソルティストを断念しました。

そこで頭をよぎったのがジリオンTWHDです。どのレビューを見ても絶賛されていて、釣りフェスでダイワブースに行き実際に手に取ってみたら、これがまたかっこいい。思っていたよりコンパクトで軽く、巻いた感じも素晴らしかった。アンタレスのような美しさはないけれど、ブラックを基調としたカラーリング、ボディもぼてっとしておらず、これだ!と思ってしまったわけです。

ジリオンTWHD vs ソルティスト|何が違うのか

検討軸ジリオンTW HDソルティスト
ボディコンパクト・シャープタトゥーラ系(やや大きめ)
ブレーキMAG-Z BoostMAG-Z(BOOSTなし)
フィーリング滑らか・静かやや実用寄り
方向性質感・操作感重視コスパ・実用性

スペックが近くても方向性は大きく異なります。デザインが気にならなければソルティストもいい選択です。ただしMAG-Z(BOOSTなし)なのでキャスト感は少し落ちるんじゃないかと思っています。

→ジリオンTWHDのスペック詳細を見る

スペック|34mm×24mmとMAG-Z Boostの組み合わせ

項目スペック意味
スプール径×幅34mm×24mm飛距離と安定性重視
ブレーキシステムMAG-Z Boost伸び重視・ブレーキ弱め
ハンドル長100mm巻きトルクが出しやすい、ソルトに◎
購入番手XH(1巻き86cm)XHとHGの間という絶妙な味付け

ブレーキはダイワ最高峰IMZに搭載されているインテリジェントマグフォースの1つ下のMAG-Z Boost。ジリオンSV TWを知人に借りてキャストしたことがあり、BOOSTとはいえわりとしっかりブレーキがかかるなという感覚でした。MAG-Z Boostはそれと比べると少しブレーキが薄め、という第一印象です。

実際に使った感想|とにかく静かで滑らか

ブレーキがどうとかいう前に、とにかくただただ静かで回転が滑らかなことに驚きました。延々とキャストしていたい。そんなリールです。

このテイストは遠心ブレーキでは絶対に味わえないものです。軽やかさとは違う、しっとりとそれでいて抵抗感もなくスムーズな回転。PROMAXもマグネットですが、ソフトにキャストしたときに似た感覚が出るときがある。でもジリオンTWHDの場合は力を入れてキャストしても、ソフトにキャストしても、それを安定して味わうことができます。ここが決定的な差です。

巻き心地も大人の巻き心地という言葉がぴったりです。XHを購入しましたが1巻き86cmなので実はそれほどエクストラハイギアでもなく、XHとHGの間ぐらいというこれまた絶妙な味付け。カルコンのような塊感・剛性感はないものの、この重量では相当ボディもしっかりしていて、抵抗感のあるルアーでもするする巻いてこれます。

向いているルアー重量と釣り種

重量帯適性コメント
〜7g軽量特化機には劣る
10〜30g最も気持ちよく使えるレンジ
30g以上対応可能だが専用機には劣る
釣り種適性コメント
シーバス(河川・ボート)東京湾のボートがど真ん中
チヌ・ライト青物ボート・岸問わず対応
バス・ナマズ(河川)江戸川・多摩川・相模川でも大活躍
ライトジギング対応可能だが専用機が理想
ビッグベイトゲームできるが主体にするリールではない

向かい風があろうがなかろうがトラブルレスで釣りに没頭できます。ロッドは6ft台のML〜Mあたりが相性がいいです。

どんな人に向いているか

内容
向いている人ソルトで1台を使い回したい/巻き・キャストの気持ちよさを重視したい/タトゥーラ系の操作感に不満がある
向いていない人とにかくコスパ重視/軽量ルアー中心(〜7g)/剛性最優先(ビッグベイト中心)

総評|SSランク、カルコンを超える満足度

「機能+デザイン+フィーリング」と「値段」のバランスでSS→S→A→B→Cというランクをつけるとすれば、間違いなくSSランクです。カルコンをも超えます。大満足のリールです。

お値段は張りますが、その価値は十分にあります。「長く使えるソルトのバーサタイル機を1本持ちたい」という人には強くおすすめできます。

※本記事は実釣・釣りフェスでの実機確認をもとに作成しています。

enjoy fishing life

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