ベイトフィネスリール おすすめまとめ【2026年最新】ダイワ・シマノ・中華まで選び方を解説

ベイトフィネスと聞くと、「とにかく軽いルアーをベイトで投げる釣り」というイメージがあります。

ただ、実際にはもう少し分けて考えたほうが分かりやすいです。

  • 1g前後のジグ単までベイトで投げたいのか。
  • 3〜10g前後のライトリグや小型プラグを快適に扱いたいのか。
  • 5〜14g前後まで含めて、軽めのルアーを幅広く使いたいのか。

この違いで、選ぶべきリールは大きく変わります。

特に重要なのは、「投げられる」と「快適に釣りになる」は別ということです。

たとえば、30mmスプールのベイトフィネス機でも、2g前後のルアーを投げること自体はできるかもしれません。

ただ、実際にソルティストBFを使ってみると、2gはかなりシビアに感じます。

キャストの再現性、飛距離、風への弱さ、バックラッシュのリスクまで考えると、30mmスプールで実用的に気持ちよく扱いやすいのは、3g以上からだと思います。

そのため、この記事ではベイトフィネスを次のように整理します。

  • アジングや渓流など、1〜3g前後まで扱う本格ベイトフィネス
  • チニングやライトロック、小型プラグなど、3〜10g前後を扱う実用ベイトフィネス
  • 5〜14g前後まで広く使うライトバーサタイル

多くの人におすすめしやすいのは、3〜10g前後の実用ベイトフィネス、または5〜14g前後のライトバーサタイルです。

この記事では、ダイワ・シマノ・中華リールまで含めて、2026年時点でのベイトフィネスリールの選び方を整理します。

目次

ベイトフィネスは使うルアーの重さで分けて考える

ベイトフィネスリールを選ぶときは、まず「何gを快適に扱いたいか」を決める必要があります。

ここを曖昧にすると、リール選びを間違えやすくなります。

パターン実用重量帯スプール径考え方
本格ベイトフィネス1〜3g前後28〜29mmアジング、渓流、ジグ単向け。かなりシビア
実用ベイトフィネス3〜10g前後30mm前後チニング、ライトロック、小型プラグ向け
ライトバーサタイル5〜14g前後32mm前後軽めのルアーを幅広く使える
ミドルバーサタイル7〜21g前後34mm前後バス・シーバス・巻き物・撃ち物の中心
パワー・遠投系15g以上36〜38mm前後ソルトベイト、遠投、太糸、ビッグベイト寄り

これまで、32mmスプールはベイトフィネス寄りとして扱われることも多かったと思います。

ただ、最近は32mmを「ベイトフィネス専用」と見るより、ライトバーサタイルとして捉えるほうが自然だと感じています。

32mmは、1〜2gを快適に扱うリールではありません。

しかし、5g前後から立ち上がりが良く、10g前後はかなり気持ちよく投げられます。

しかも34mmほど大げさではない。

つまり、32mmは「軽量ルアー専用」ではなく、軽めのルアーを中心に幅広く使えるライトバーサタイルです。

アジングをベイトでやるなら28〜29mm

アジングをベイトで本気でやるなら、30〜32mmではなく、28〜29mmクラスを見たほうがいいです。

理由は、アジングで使うルアーが軽すぎるからです。

1g前後のジグヘッド。
軽量ワーム。
細いPEやエステル系ライン。
風の影響を受けやすいリグ。

この領域では、スプールの立ち上がりが非常に重要になります。

30mmスプールでも、2g前後を投げられないわけではありません。

ただし、実釣で快適かというと別です。

飛距離が出にくい。
風に弱い。
キャストがシビアになる。
バックラッシュのリスクも上がる。

そう考えると、アジングまでベイトでやりたいなら、28〜29mmクラスの本格ベイトフィネス機を選ぶのが現実的です。

一方で、チニング、ライトロック、小型プラグ、3〜10g前後のライトソルトなら、30mmクラスが扱いやすいです。

スプール径28-29mmのリールを見てみましょう。

メーカー ブレーキ モデル名 自重(g) 最大ドラグ(kg) 最大巻取(cm) スプール径(mm) スプール幅(mm) スプール重量(g) ギア素材 フレーム素材 定価(円)
DMK China DC 25 CHEETAH PLUS EXB601HG 142 4 74 28 22.6 - アルミニウム 樹脂 -
DMK China DC 25 CHEETAH PLUS EXB601XG 142 4 66 28 22.6 - アルミニウム 樹脂 -
FISHINGFANS China DC 25 DC-one 7.8 140 5 69 28 23 8.6 - メタル(不明) -
Purelure China DC 25 CHEETAH AIR EXAC601XG 150 4 74 28 22.5 9.6 - カーボン樹脂 -
Purelure China DC 25 CHEETAH AIR EXAC602XG 135 4 66 28 22.5 9.6 - メタル(不明) -
Purelure China DC 25 CHEETAH AIR EXW601XG 135 4 66 28 22.5 9.6 - カーボン樹脂 -
ダイワ SS MAGFORCE 23 SS AIR TW 8.5 145 3.5 74 28 21 7.5 - アルミニウム 54,500
ダイワ エアブレーキ 20 アルファスAIR TW 8.6 160 - 75 28 21 6.6 - アルミニウム 42,800
ダイワ エアブレーキ 22 シルバークリーク エア TW ストリームカスタム 170 3.5 74 28 21 8.7 G1ジュラルミン アルミ合金 54,500
ダイワ エアブレーキ 20 スティーズ AIR TW H 135 3.5 60 28 21 8 G1ジュラルミン マグネシウム 73,000
ダイワ エアブレーキ 20 スティーズ AIR TW XXH 135 3.5 80 28 21 8 G1ジュラルミン マグネシウム 73,000
ダイワ Magnetic 26 月下美人 BF TW PE SP 8.5 150 3.5 74 28 21 7.8 - ZAION 56,800
Loongze DBC-1 24 Airlite B50DBC-1 144 4 60 28 23 7.5 - 超々ジュラルミン 60,610
Loongze DBC-2 24 Airlite B50DBC-2 142 4 60 28 23 7.5 - 超々ジュラルミン 71,060
Loongze Quick Magnetic 24 Airlite B50MC-1HG 130 4 62 28 23 4 - 超々ジュラルミン 47,025
Loongze Quick Magnetic 24 Airlite B50MC-1XG 130 4 71 28 23 4 - 超々ジュラルミン 47,025
シマノ FTB 22 アルデバラン BFS HG 130 3.5 71 29 19 6.6 超々ジュラルミン マグネシウム 49,900
シマノ FTB 22 アルデバラン BFS XG 130 3.5 81 29 19 6.6 超々ジュラルミン マグネシウム 49,900
シマノ FTB 23 カルカッタコンクエスト BFS HG 195 3.5 71 29 19 6.7 超々ジュラルミン アルミニウム 59,000
シマノ FTB 23 カルカッタコンクエスト BFS XG 195 3.5 81 29 19 6.7 超々ジュラルミン アルミニウム 59,000
シマノ FTB 26 カルカッタコンクエスト BFS リミテッド HG 205 3.5 71 29 19 6.7 超々ジュラルミン アルミニウム 64,000
シマノ FTB 26 カルカッタコンクエスト BFS リミテッド XG 205 3.5 81 29 19 6.7 超々ジュラルミン アルミニウム 64,000

スプール径別の違い|28mm、30mm、32mm、34mmをどう見るか

ベイトリールでは、スプール径がかなり重要です。
そしてフィネスとなればスプールの重量もおなじぐらい重要になります。

軽いルアーを投げるには、スプールの立ち上がりが必要になります。

スプールが大きすぎたり重すぎたりすると、軽量ルアーでは回り始めが鈍くなります。

一方で、小さすぎるスプールは、飛距離や汎用性で不利になることがあります。

スプール径位置づけ実用域向いている釣り
28〜29mm本格ベイトフィネス1〜5g前後アジング、渓流、ジグ単、軽量リグ
30mm実用ベイトフィネス3〜8g前後ライトソルト、チニング軽量リグ、小型プラグ
32mmライトバーサタイル5〜14g前後チニング、バス、小型プラグ、軽めのシーバス
34mmミドルバーサタイル7〜21g前後バス全般、シーバス、巻き物、撃ち物
36〜38mmパワー・遠投系15g以上ソルトベイト、遠投、太糸、ビッグベイト

この表で見ると、ベイトフィネスリール選びはかなり整理しやすくなります。

「何gまで投げられるか」ではなく、どの重量帯を気持ちよく使えるかで考えるべきです。

30mmは実用ベイトフィネス

30mmスプールは、3〜8g前後を中心に扱う実用ベイトフィネスに向いています。

ソルティストBFのようなリールが、このあたりに入ります。

チニングの軽量フリーリグ。
ライトロックの小型ワーム。
港湾部の小型プラグ。
ライトソルトの3〜7g前後。

このあたりにはかなり合います。

ただし、2g以下を快適に扱うリールではありません。

投げられる場面はあっても、再現性や飛距離、風への強さまで考えると、かなりシビアです。

30mmは「本格アジング用」ではなく、3g以上を気持ちよく使う実用ベイトフィネスと考えたほうがいいです。

メーカー ブレーキ モデル名 自重(g) 最大ドラグ(kg) 最大巻取(cm) スプール径(mm) スプール幅(mm) スプール重量(g) ギア素材 フレーム素材 定価(円)
DEUKIO China DC 25 DC M1 7.1 168 6 67 30 23 15.5 - - -
Histar China DC 25 Knight DC 7.1 149 5 67 30 22.5 8.2 - カーボン樹脂 -
LEYDUN China DC 25 DC USOPP 7.6 134 4.5 71 30 24 5.7 アルミニウム カーボン樹脂 -
SEASIR China DC 26 DC Round 6.9 164 5.5 65 30 26 12 ブラス カーボン樹脂 -
SEASIR China DC 26 DC Round PRO 7.6 129 5 72 30 23 10 アルミ合金 カーボン樹脂 -
アブガルシア Magnetic 25 MAX X EZCAST 233 7 65 30 - - - カーボン樹脂 8,500
アブガルシア Magnetic 25 MAX X EZCAST 7H 233 7 78 30 - - - カーボン樹脂 8,500
アブガルシア MAGTRAX III 22 ZENON LTX XH 150 5 78 30 22 12 超々ジュラルミン デュラメタル 45,200
アブガルシア MAGTRAX III 22 ZENON MG7 H 135 4 71 30 22 12 超々ジュラルミン マグネシウム 46,800
シマノ NEW I-DC5 25 アルデバラン DC 30HG 150 4 73 30 19 14 超々ジュラルミン マグネシウム 59,800
シマノ NEW I-DC5 25 アルデバラン DC 30XG 150 4 84 30 19 14 超々ジュラルミン マグネシウム 59,800
ダイワ MAGFORCE 23 アドミラ 100XH 155 4.5 76 30 21 - - マグネシウム 61,000
ダイワ SS MAGFORCE 25 アルファスBF TW 6.3 165 3.5 59 30 21 8 G1ジュラルミン アルミニウム 51,900
ダイワ SS MAGFORCE 25 アルファスBF TW 8.5 165 3.5 80 30 21 8 G1ジュラルミン アルミニウム 51,900
ダイワ SS MAGFORCE 26 シルバーウルフ CT SV TW PE SPECIAL 100XH 160 4.5 80 30 21 8.8 G1ジュラルミン マグネシウム 56,800
ダイワ エアブレーキ 19 スティーズ CT SV TW H 150 4.5 59 30 21 11 - マグネシウム 65,000
ダイワ エアブレーキ 19 スティーズ CT SV TW SH 150 4.5 66 30 21 11 - マグネシウム 65,000
ダイワ エアブレーキ 19 スティーズ CT SV TW XH 150 4.5 76 30 21 11 - マグネシウム 65,000
ダイワ エアブレーキ 25 スティーズ リミテッド CT SV TW 8.5 160 4.5 80 30 21 9.8 - マグネシウム 83,000
ダイワ SV 24 ソルティスト BF TW PE SPECIAL 8.1 180 3.5 76 30 21 11 - アルミ合金 39,900
ダイワ SV 26 タトゥーラ BF TW 8.1 185 3.5 76 30 21 10.9 高強度ブラス アルミニウム 36,300
Loongze Matrix Brake System 25 Airlite B70MBS 135 4 76 30 22 4.8 - 超々ジュラルミン 59,950
Lingwo Magnetic FTB 26 A 007 154 4 72 30 23 5 ブラス アルミ合金 -
Michelle Polar Fox Magnetic IRV 26 GT - 149 5 69 30 24 7.3 ジュラルミン カーボン樹脂 -
SEASIR Magnetic IR 25 SIRIUS 204 5 69 30 19 6.4 アルミ合金 アルミ合金 -

なお、30mmリールでも例外はあって、Availなどの浅溝の超軽量スプールに交換すれば、30mmリールでもアジング領域まで対応できる場合があります。

この場合、重要なのはスプール径だけではなく、ラインも含めたスプール重量です。

純正30mmスプールでは2g以下が厳しくても、超軽量スプールにすることで立ち上がりが改善し、1g台〜2g台が現実的になることがあります。

ただし、これはカスタム前提の話で、ブレーキ設定、ライン量、スプール強度、保証面まで含めて注意が必要なので、最初の1台としては28〜29mmクラスの専用機を選ぶほうが分かりやすいです。

32mmはライトバーサタイル

最近、個人的にかなり重要だと思っているのが32mmスプールです。

32mmは、ベイトフィネス専用というより、ライトバーサタイルとして見るべきサイズだなと。

5g前後から扱いやすく、10g前後はかなり快適。
14g前後までなら十分に実用的。

このレンジは、かなり多くの釣りに使えます。

チニング。
バスのライトリグ。
小型プラグ。
軽めのシーバス。
小場所のソルトルアー。
ライトバーサタイルな釣り。

34mmほど強すぎず、30mmほどフィネスに寄りすぎない。

この中間的な使いやすさが32mmの魅力です。

32mmは、ベイトフィネスと通常ベイトの間にある、かなり実用的なサイズだと思います。

個人的に激推しなZANAはこの32mmです。
表をみていただくとわかりますが、スプール重量も圧倒的に軽く、立ち上がりがすばらしいです。

メーカー ブレーキ モデル名 自重(g) 最大ドラグ(kg) 最大巻取(cm) スプール径(mm) スプール幅(mm) スプール重量(g) ギア素材 フレーム素材 定価(円)
ANATONO China DC 25 STARFALL 7.0 154 5 70 32 26 5 アルミ合金 カーボン樹脂 -
Purelure SEBS Magnetic 25 ZANA 7.6 139 4.5 76 32 25 6.2 - アルミ合金 14,870
アブガルシア MAGTRAX III 22 ZENON BEAST6 195 5 68 32 22 17 ブラス デュラメタル 45,200
アブガルシア MAGTRAX III 22 ZENON BEAST9 195 5 95 32 22 17 ブラス デュラメタル 45,200
シマノ SVS∞(4) 24 SLX 70 190 5.5 63 32 21 13.5 高強度ブラス アルミニウム 21,000
シマノ SVS∞(4) 24 SLX 70HG 195 5.5 72 32 21 13.5 高強度ブラス アルミニウム 21,000
シマノ SVS∞(4) 24 SLX 70XG 195 5.5 82 32 21 13.5 高強度ブラス アルミニウム 21,000
シマノ FTB 25 SLX BFS XG 170 3.5 82 32 22 8.9 超々ジュラルミン アルミニウム 26,000
ダイワ Magnetic 21 PR100 100 190 5 65 32 26 15.5 高強度ブラス - 6,900
ダイワ Magnetic 21 PR100 100H 190 5 73 32 26 15.5 高強度ブラス - 6,900
ダイワ MAGFORCE 24 アドミラ A 150H 175 5 71 32 - - - アルミ合金 38,900
ダイワ MAGFORCE 24 アドミラ A 150P 175 5 54 32 - - - アルミ合金 38,900
ダイワ MAGFORCE 24 アドミラ A 150XH 175 5 81 32 - - - アルミ合金 38,900
ダイワ エアブレーキ 22 アルファス SV TW H 175 4.5 71 32 21 12 高強度ブラス アルミニウム 37,600
ダイワ エアブレーキ 22 アルファス SV TW S-H 175 4.5 71 32 21 12 高強度ブラス アルミニウム 37,600
ダイワ エアブレーキ 22 アルファス SV TW S-XH 175 4.5 85 32 21 12 高強度ブラス アルミニウム 37,600
ダイワ エアブレーキ 22 アルファス SV TW XH 175 4.5 81 32 21 12 高強度ブラス アルミニウム 37,600
ダイワ エアブレーキ 24 スティーズ SV TW100 H 160 5 78 32 22.5 11 - マグネシウム 79,500
ダイワ エアブレーキ 24 スティーズ SV TW100 NG 160 5 67 32 22.5 11 - マグネシウム 79,500
ダイワ エアブレーキ 24 スティーズ SV TW100 XH 160 5 85 32 22.5 11 - マグネシウム 79,500
ダイワ SV BOOST 26 スティーズ SV ライト TW H 160 5 78 32 22.5 11.5 - マグネシウム 79,500
ダイワ SV BOOST 26 スティーズ SV ライト TW XXH 160 5 92 32 22.5 11.5 - マグネシウム 79,500
ダイワ SV 23 ソルティスト SV TW PE SPECIAL 80XH 185 4.5 81 32 21 12.8 - アルミ合金 34,200
ダイワ エアブレーキ 20 タトゥーラ SV TW 103H 190 5 63 32 24 13 - - 25,900
ダイワ エアブレーキ 20 タトゥーラ SV TW 103SH 190 5 71 32 24 13 - - 25,900
ダイワ エアブレーキ 20 タトゥーラ SV TW 103XH 190 5 85 32 24 13 - - 25,900
ダイワ SV BOOST 25 タトゥーラ SV TW 100 195 5 63 32 24 15 高強度ブラス アルミニウム 32,400
ダイワ SV BOOST 25 タトゥーラ SV TW 100H 195 5 71 32 24 15 高強度ブラス アルミニウム 32,400
ダイワ SV BOOST 25 タトゥーラ SV TW 100XH 195 5 81 32 24 15 高強度ブラス アルミニウム 32,400
ダイワ Magnetic 24 バス X 100 100H 195 5 75 32 26 18 高強度ブラス 樹脂 11,000
Michelle Polar Fox Magnetic IRV 26 GT-ultra - 161 5 73 32 24 9.2 ジュラルミン アルミ合金 -

34mmはミドルバーサタイル

34mmスプールは、ベイトリールの中心的なサイズです。

ベイトフィネスというより、ミドルバーサタイルです。

7g前後から使え、10〜21g前後までかなり幅広く対応できます。

バス釣りでは最も使いやすいサイズのひとつです。

シーバスでも、ミノー、バイブレーション、シンペン、小型メタルジグなどを使いやすい。

ただし、軽量リグや3g前後のルアーを快適に扱うには、少し大きいです。

34mmは、軽量ルアーを無理に投げるスプールではなく、10g前後から上を気持ちよく使うミドルバーサタイルと考えると分かりやすいです。

2026年の市場構造|ダイワ・シマノ・中華リールの違い

2026年時点でベイトフィネスリールを見ると、メーカーごとにかなり性格が違います。

メーカー特徴強み注意点向いている人
ダイワマグネットブレーキ中心BF専用機が多く、選択肢が厚いモデルが多く迷いやすい用途に合わせて選びたい人
シマノFTB中心精度・巻き感・所有感が高いラインナップは絞られているシマノのフィーリングが好きな人
中華メーカー軽量・低価格モデルが多い価格に対してスペックが高い品質・部品供給・個体差に注意コスパ重視、サブ機を探す人

ベイトフィネスでは、スプールの軽さが非常に重要です。

その点で、マグネットブレーキは相性が良いです。

ダイワのように、サイドプレート側の磁力で制御する仕組みは、スプール側に余計な部品を載せにくく、軽量スプールを作りやすいというメリットがあります。

一方で、遠心ブレーキやDCブレーキは、構造によってはスプール側に部品が必要になりやすく、フィネス領域では不利になる場合があります。

シマノがベイトフィネスでFTBを採用しているのは、この弱点を避けるためと考えると分かりやすいです。

ダイワのベイトフィネスが強い理由

ベイトフィネスに限ると、ダイワはかなり選択肢が多いです。

理由は、マグネットブレーキとの相性です。

軽いルアーを投げるには、軽いスプールが必要です。

スプール側が重くなると、軽量ルアーでは立ち上がりが鈍くなります。

ダイワのマグネットブレーキは、基本的にサイドプレート側で制御するため、フィネス用の軽量スプールを作りやすい。

そのため、30〜32mm前後の実用ベイトフィネス〜ライトバーサタイルでは、ダイワの選択肢がかなり強くなります。

ただし、「ダイワ圧勝」と言い切るよりは、こう捉えるほうが正確です。

現実的な3〜10gの実用ベイトフィネスでは、ダイワの選択肢がかなり厚い。

このくらいが、実態に近いと思います。

シマノのベイトフィネスはFTBが軸

シマノのベイトフィネスは、FTBを軸に考えると分かりやすいです。

FTBは、軽量スプールを活かすためのブレーキシステムです。

シマノの主なFTB系モデルとしては、次のようなリールがあります。

メーカー シマノ シマノ シマノ シマノ
ブレーキ FTB FTB FTB FTB
モデル名 22 アルデバラン BFS HG 23 カルカッタコンクエスト BFS HG 25 SLX BFS XG 26 オシアコンクエスト FT 60HG
自重(g) 130 195 170 225
最大ドラグ(kg) 3.5 3.5 3.5 5
最大巻取(cm) 71 71 82 72
スプール径(mm) 29 29 32 31
スプール幅(mm) 19 19 22 18
スプール重量(g) 6.6 6.7 8.9 -
ギア素材 超々ジュラルミン 超々ジュラルミン 超々ジュラルミン 高強度ブラス
フレーム素材 マグネシウム アルミニウム アルミニウム アルミニウム
定価(円) 49,900 59,000 26,000 61,000

シマノは、ダイワほどベイトフィネス機の数を増やしているわけではありません。

ただし、SLX BFS、アルデバラン BFS、カルカッタコンクエスト BFSと、価格帯や用途ごとの役割は揃っています。

シマノで選ぶなら、「どの価格帯で、どのフィーリングを求めるか」で選ぶのがよいです。

モデル名ではなく「役割」で選ぶ

ベイトフィネスリールは、モデル名だけで選ぶと迷います。

まずは役割で考えたほうが分かりやすいです。

役割代表モデル特徴こんな人に
バーサタイル型アルファスSV TW + 軽量スプール通常用途にも戻せる。コスパが高いまず試したい人
完成型ソルト対応ソルティストBFソルト対応・ドラグ音・完成度が高いソルトメインの人
完成型コスパ重視タトゥーラBF TWソルティストより価格を抑えやすいダイワで始めたい人
シマノ入門型SLX BFS価格を抑えつつFTBを使えるシマノで揃えたい人
本格フィネス型アルデバラン BFS / カルコン BFS1〜3g台も視野アジング・渓流までやりたい人
特殊用途オシアコンクエスト FTPE専用・ライトオフショア寄りPEで船・ライトゲームもやりたい人
中華コスパ型A 007など価格とスペックが魅力サブ機・実験用途

最初の1台としては、いきなり超軽量特化に行くより、3〜10gを扱えるモデルを選ぶほうが失敗しにくいです。

個人的には、最初はバーサタイル型から入るのが最も無駄が少ないと思います。

たとえば、アルファスSV TWに軽量スプールを入れるような形です。

ノーマルスプールに戻せば通常のベイトリールとしても使えるため、ベイトフィネス専用機を買って合わなかった、というリスクを減らせます。

アルファスSV TW + 軽量スプールという選択

ベイトフィネス専用機を買う前に、アルファスSV TWに軽量スプールを入れる選択はかなり現実的です。

アルファスSV TWは、もともとのリールとしての完成度が高いです。

そこにフィネススプールを入れることで、3〜10gの領域にかなり対応しやすくなります。

メリットは次の通りです。

  • 通常ベイトにも戻せる
  • 本体の剛性や巻き感がしっかりしている
  • カスタムで用途を広げられる
  • 専用機を買うより失敗しにくい

もちろん、1〜2g台を本気で投げたいなら専用機のほうが有利です。

ただ、3〜10gを快適に扱いたいだけなら、アルファスSV TW + 軽量スプールはかなり合理的です。

ソルトで使うならソルティストBF

ソルトでベイトフィネスをやるなら、ソルティストBFはかなり有力です。

ソルト対応を前提に作られていること。
ドラグ音があること。
剛性や安心感があること。

このあたりが強みです。

チニング、ライトロック、港湾部の小型プラグ、3〜10g前後のライトソルトにはかなり相性が良いです。

一方で、2g前後のジグ単や極小リグまで快適に扱うリールではありません。

そこまで下げるなら、より小径・軽量スプールの本格ベイトフィネス機か、素直にスピニングを使ったほうが楽です。

ソルティストBFは、アジング専用というより、ソルトの実用ベイトフィネス機として見るのが自然です。

コスパ重視ならタトゥーラBF TW

ダイワでコスパを重視するなら、タトゥーラBF TWも候補になります。

ソルティストBFより価格を抑えやすく、ベイトフィネス機としての基本性能も期待できます。

ソルト専用の安心感ではソルティストBFに分がありますが、淡水やライトな用途を中心にするなら、タトゥーラBF TWはかなり現実的です。

ダイワでベイトフィネスを始めたい人にとって、価格と性能のバランスが良い選択肢です。

シマノで選ぶならSLX BFS

シマノでベイトフィネスを始めたいなら、SLX BFSが分かりやすい選択肢です。

価格を抑えながらFTBを使えること。
32mm前後のスプールで、ライトバーサタイル的に使いやすいこと。
シマノらしい操作感があること。

このあたりが魅力です。

SLX BFSは、1g台までの本格アジング用というより、5〜14g前後まで含めたライトバーサタイル寄りのリールとして見たほうが自然です。

シマノで揃えたい人、FTBのフィーリングが好きな人にはSLX BFSが候補になります。

アジングまでやるならアルデバランBFS・カルコンBFS

アジングや渓流までベイトでやるなら、アルデバランBFSやカルカッタコンクエストBFSのような29mm前後の本格ベイトフィネス機を見たほうがいいです。

この領域では、30mmや32mmでは少し大きいです。

1g台〜2g台を扱うには、スプールの立ち上がりがかなり重要になります。

アルデバランBFSは、軽さとレスポンスを重視する本格フィネス向け。

カルカッタコンクエストBFSは、丸型の巻き感や所有感も含めた高級ベイトフィネス向け。

どちらも万能ではありません。

ただし、アジングや渓流のように、軽量ルアーを本気でベイトで投げたい人には、こうした小径スプール機が必要になります。

番外編|オシアコンクエストFTというダークホース

オシアコンクエストFTは、かなり特殊な存在です。

もともとはタイラバ用途として見る人が多いかもしれません。

ただ、スプール径は31mm前後で、構造としてはベイトフィネス〜ライトゲーム寄りの要素もあります。

しかもPE専用スプールで、FTBを搭載しています。

これはかなり珍しい構成です。

実際に触ると、巻き感の滑らかさ、クラッチレバーの感触、ドラグ音、全体の質感は非常に高いです。

一般的なベイトフィネスリールとしておすすめするものではありません。

ただし、PEでライトオフショアやタイラバ、ライトな船の釣りまで視野に入れるなら、かなり面白い選択肢です。

シマノ好きにとっては、かなり刺さるリールだと思います。

中華ベイトフィネスリールをどう見るか

最近は、中華メーカーのベイトフィネスリールもかなり増えています。

軽い。
安い。
スペックが高い。
見た目も悪くない。

そういうモデルは多いです。ただし、選ぶときは注意が必要です。

特に見たいのは次の4つです。

  • ボディ素材
  • ブレーキ方式
  • スプール重量
  • 補修部品やサポートの有無

自重が150g以下というリールもありますが、樹脂ボディで軽くしているだけのモデルもあります。

実際に触ると、剛性感が弱く、おもちゃっぽく感じるものもあります。

また、DCブレーキ搭載を売りにした中華ベイトフィネス機もありますが、フィネス領域でDCが必ず有利とは限りません。

DC構造でスプール側が重くなるなら、軽量ルアーではむしろ不利になる可能性があります。

本家シマノがベイトフィネスでFTBを使っていることを考えると、「DCだから高性能」と単純には見ないほうがよいです。

中華ベイトフィネスを選ぶなら、個人的には次の条件を重視したいです。

  • マグネットブレーキ
  • 金属ボディ
  • ある程度レビューがある
  • 補修部品が手に入りやすい
  • 価格が高すぎない

Loongze Airlite B50MCのように、金属系ボディとマグネットブレーキを備えたモデルは気になります。

また、A 007のように、金属ボディで巻きの安定感があるモデルは、中華ベイトフィネスの中ではかなり有力な候補になります。

用途別のおすすめ

最後に、用途別に整理します。

用途・予算おすすめ理由
アジング・渓流・1〜3gアルデバランBFS / カルコンBFS28〜29mmクラスの本格フィネス機が必要
3〜10g・コスパ重視アルファスSV TW + 軽量スプールカスタムで化ける。通常用途にも戻せる
ソルト対応・ドラグ音ありソルティストBF3〜10gのライトソルトで安心感が高い
ダイワで予算を抑えたいタトゥーラBF TW専用機として現実的
シマノで始めたいSLX BFS32mmでライトバーサタイル寄りに使いやすい
5〜14gのライトバーサタイル32mm機チニング、小型プラグ、軽めのシーバスに使いやすい
PE専用・ライトオフショアオシアコンクエストFTPE専用スプールと巻き感が魅力
中華で試したいA 007など金属ボディ・マグネットなら候補

まとめ|ベイトフィネスは“何gを快適に投げたいか”で選ぶ

ベイトフィネスリールは、軽いルアーを投げられるかどうかだけで選ぶと失敗します。

大事なのは、何gを快適に扱いたいかです。

アジングや渓流で1〜3g前後までやるなら、28〜29mm前後の本格ベイトフィネス機。

チニングやライトロック、小型プラグなど3〜10gを現実的に扱うなら、30mm前後の実用ベイトフィネス機。

5〜14g前後まで広く使うなら、32mm前後のライトバーサタイル機。

7〜21g前後まで扱うなら、34mm前後のミドルバーサタイル機。

このように分けると、リール選びはかなり分かりやすくなります。

多くの人にとって、最初に狙うべきは3〜10g、または5〜14gのゾーンです。

ここなら、ベイトフィネスらしい軽快さと、実釣での扱いやすさのバランスが取れます。

2g以下までベイトでやるのは、かなり趣味性が高い領域です。

できないわけではありませんが、ロッド、ライン、スプール、ブレーキ設定、キャストフォームまでかなり詰める必要があります。

楽に釣るならスピニング。

あえてベイトで楽しむなら専用機。

このくらいに分けて考えると、ベイトフィネスリール選びは失敗しにくくなります。

enjoy fishing life.

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